バンコクにヴィーガンアフタヌーンティーを出すホテルがいくつかあると知って、予約をしようしようと言いつつ、数ヶ月経ってしまいました。
が、先日ようやく予約、行ってきました。
今回訪れたのは、137ピラーズスイーツアンドレジデンスというホテル内にあるバーンボルネオクラブというレストラン(ラウンジ)です。
いくつか見つけたアフタヌーンティーの中ではうちに一番近く行きやすそう、という理由でまずはここに行くことに。
プロンポンという駅から歩いて15分です。
プロンポン駅は大きなショッピングモールがいくつか集まっているので人が多い場所ですが、このホテルは少し離れているので、落ち着いた環境がいいです。
ホテルは新しくモダンな感じ。
ロビーもエレガントでした。
ロビーのショップには、タイのブランド品が並んでいました。
バーンボルネオクラブは26階。
エレベーターで上がって行きます。
1時に予約をしてあったのですが、私たちがついたときには誰もお客はいませんでした。
”アフタヌーンティー予約ですね”、とすぐにスタッフさんが、リザーブしてあったテーブルに案内してくれました。
大きな窓際の大きなテーブル。
ながめが最高でした。
私たちが着いた後、数人お客さんがきましたが、終始静か。
落ち着いたジャズ音楽が背景に流れて、ゆっくり寛げます。
角のテーブルだったこともあるし、また、背後にはガラスのついたてがあったので、他のテーブル・お客さんが全く気になりませんでした。
まずはお茶を選びます。
私は、Siam Blend Black(サイアムブレンドブラックティー)紅茶。
熱いお茶のほかに、コンブチャを選ぶこともできました。
(最近海外で人気のコンブチャKombuchaは日本の昆布茶とは違って、発酵飲料、独特の酸味がある炭酸水のような味です。)
夫はこちらを選択。
トンカと洋梨風味、とのこと。
トンカって何?と思って少し調べてみると、エキゾチックなスパイスで、バニラやアーモンドの味に似ているらしいです。
夫は、このコンブチャを大変気に入ってました。
L’Atelier Kombucha (ラトリエ・コンブチャ)というタイのブランドものらしいです。
私は紅茶を頼んで正解。
甘いものが結構出たので、やっぱり甘くない紅茶が合う!
こちらがお品書き。
Savouryはしょっぱい系。
Sweetは甘い系。
まずは、スコーンとジャムが運ばれてきました(写真なし)。
そして、そのあとはお待ちかねのこちら。
素敵な3段トレーでやってきました。
一番下が、しょっぱい系。
真ん中と上が甘い系です。
一つ一つが美しく、凝った作りなのが分かります。
が、こちら↓が、私たちが気に入ったものです(いつもではありませんが、今回は夫と私、同意しました)。
Parsnip Creameux with Piquillos on Quinoa Crunch。
パースニップ(シロニンジン)クリームとパプリカがパリパリキノアにのったもの。
キノアは思ったほどパリパリではありませんでしたが、それでも全体に美味しかった。
Truffle Cashew Nut Cheese, Pine Nuts & Purple Sweet Potatoes Millefeuille.
カシューナッツの”チーズ”、パインナッツ、紫いものミルフィーユ。
これが、一番好きでした。
見た目もですが、最高に美味でした。
Pistachio Mousse with Orange Coulis.
オレンジのソース入りピスタチオのムース。
これが、スイーツの中では一番好きでした。
Red berry Entremets with Strawberry.
苺入り赤ベリーのアントルメ。
これはスイーツ二番目に気に入ったもの。
中にフレッシュな苺が入っていました。
二番目、と言ったけれど、一番のピスタチオムースにかなーり近い二番です。
Almond Praline on Sponge Biscuit
アーモンドプラリネスポンジビスキュイ。
締めくくりにいただいたケーキです。
甘すぎないのですが、チョコレートが濃厚で美味しかったです。
率直な感想。。。
こちらのヴィーガンアフタヌーンティー体験、全体としては満足でした。
場所も電車で行きやすく、26階という高さからの眺めもよかったです。
接待もとても感じがよかったです。
アフタヌーンティーの食器、トレー、見せ方、◎。
メニューについては、甘い系が多く、しょっぱい系がもうちょっとあればよかったです。
一つ一つは甘すぎ、ということはなかったのですが、最後の方になると、体内の糖分値がかなり上がってきたのを感じました。
シェフのホールフードプラントベースを重んずる姿勢は好きだし、ユニークな食材の使い方や組み合わせにも好感が持てました。
特に上で紹介したものたちは大変よくできていました。
ただ、数個、味がイマイチ、というものがあったのが残念でした。
クラッカーがしけた感じでパリパリさに欠けていたり、スコーンがちょっとパサパサ気味だったり。
Nature’s Opulence Afternoon Tea(ネイチャーズ・オピュランス・アフタヌーンティー)(ヴィーガン)
場所:137ピラーズ・スイーツアンドレジデンス内、バーンボルネオクラブ(Baan Borneo Club at 137 Pillars Suites & Residences)
プロンポン駅から歩いて15分
毎日1時から5時まで予約可能。
値段: 1600バーツ – 二人分、モンスーンティー(Monsoon Tea)ブランドのお茶、または、コンブチャ付き
2000バーツ – 二人分、スパークリングワイン2グラス付き
10%サービス料金と7%の税金がかかります。
予約必須(最低1日前までに)
*内容に変更もあるかもしれないので、予約をする前に必ず正式WEBサイト(英語)で再チェックしてくださいね。
https://137pillarshotels.com/en/bangkok/seasonal/natures-opulence-afternoon-tea/
ホテルを出る前に、一階にあるこちらのレストランに目が行きました。
とても明るく開放感があって。
スタッフによると、ブランチや軽食を出すレストランだそうです。
ヴィーガンものも少しですがメニューにありました。
駅からホテルに歩いていく途中に見つけた変わった木。
キャノンボールツリーと呼ばれるらしいです。
キャノンボールは、大砲の砲丸。
確かに、と、なりますよね。