アメリカに住んでいて楽しいことの一つは、色々な文化に触れられることです。
最近ではインターネットもあるので、どこに住んでいても他の文化について知ることは以前に比べれば簡単になりましたが、実際に、別の国からやってきた人が沢山住むアメリカ、出身国の文化、食べ物も持ち込むことになるので、それに触れられる機会が増えます。
デイ・オブ・ザ・デッド(死者の日)はメキシコの祝日。
11月1日と2日にかけてお祝いされるようです。
死者の日、というほどですから、亡くなった人を偲ぶ日ですが、亡くなった人の追悼で悲しむ、というよりは、生きていることを楽しく祝う、というものらしいです。
そして、この日にちなんで、この死者のパンが作られるんだそうです。
このパン、見た目がちょっと変わってるでしょ。
調べてみたら、びっくり。
この形、ちゃんと意味があるのです。
まず主体の丸いパンは、生命の輪を表し、クロスになった部分は涙と骨、てっぺんにのった真ん丸の球は頭蓋骨なんだそう。
出来上がったら、まだ温かいうちに、ココナッツオイル(レシピはバターです)をぬって砂糖をまぶします。
色々レシピを見ましたが、オレンジ風味は決まっているみたい。
あとは、スパイスのアニスが入ったものも多かったですねえ。
私のは、オレンジ風味。
アニスはやめて(たまたまうちになかったし、買っても他に使うことがあまりなさそうだったから)、アーモンド風味を加えました。
ふわっふわなパンが出来上がりました。
丁寧に扱わないとついつぶしてしまいそうなぐらい。
クリームをサンドしているのも見かけたので、私もやってみることに。
自家製ヴィーガンクリームチーズを甘くして、さらにアーモンドエッセンスで風味付けしました。
すっごく気に入った~!
レシピはこちらを参考にして、自分でヴィーガン化しました↓(英語)。
https://theothersideofthetortilla.com/2020/10/pan-de-muerto-recipe/