
名古屋に住み始めて、色々なヴィーガンのお店を見つけるのが楽しくって。
でも、実は一軒、再度行ってみたいと思っているお店がありました。
こちら、トラヤ・ベジタイガー・セカンドルームさん。


日本人の奥様とオーストラリア人のご主人が経営されてます。
数年前に日本でバケーション中に初めて訪れたのですが、お料理とカップルの人柄に惹かれて、また絶対来たいと思っていました。

お店はこぢんまりとしていて、10席ほど。
特に週末は予約をするのがおすすめです。

これ、メニューと睨めっっこの私(笑)。
もう気になるものがありすぎて、決められなーい。
どんなものがあるのか、メニューから数ページ写真を載せますね。







数年前に来たときに比べるとグッとメニューも大きくなりました。

夫はタイガープレート。
すごい美味しいって、あっという間に完食。

カレーのほかに、本当に色々なものが少しずつついてくるのが良いんです。

私は、トラヤヴィーガンターリー。
こちらも美味!
本当に一品ずつ手がかかっているのがわかるクオリティの高い一皿なんです。
副菜、どれも美味なんですが、ヴィーガンミートボールは皆一度は食べるべき!
何十個と購入して冷凍庫に常備したい(笑)。
また近いうちに絶対来ようね、と席から立つ前から夫と約束。
でもまた次回も何頼むか迷うんだろうなあ。

大満足ランチの後は、天気が良かったこともあって、お店のあった飯田街道を散歩しながら、甘いものでも見つけよう、と決定。
ところが、甘いものの前にお茶のお店を発見。

中に入るとオーナーご夫婦(だと思う)が笑顔で出迎えてくださり、店内を見ていたら、お茶どうぞ、とカウンターに招いていただきました。
とっても美味しい静岡のお茶をいただきながら、興味深い最近のお茶事情を聞かせていただきました。
ご主人がおっしゃるには、最近は海外での抹茶の需要が高く、日本に来る観光客(特にアジア人)は良質の抹茶を買い求める人が多いんだそうです。
だから最近は煎茶から抹茶生産に変更する農家さんがたくさんいるのだとか。
こちらのお店、昔ながらの臼で抹茶を挽いていらっしゃるのですが(その様子も見せていただきました)、1時間で挽くことができるのは、たったの40gなのだそうです。
そのほかにも、お茶の葉というのは静岡や京都に限らず色々な地方で生産されていて、九州もその一つ、というお話も聞けました。
そして、なんと2杯目までいただいてしまいました。

そのお茶がとてもおいしかったので、購入させていただきました。
こちらは九州産のものだとか。
パッケージも秋っぽくていいよね。
お茶屋さんで、こんなにまったりと居心地よく過ごさせていただいたのは初めてで、ご夫婦のホスピタリティに感謝です。
また来たいと思わせるお店となりました。
新楽園 - 愛知県にいくつかお店があるようですが、私たちは本店の千種店を訪れました。

新楽園さんを後にしたら、真剣におやつのお店を探すことに。
少し調べたら、こちらの鬼まんじゅうが美味しい、とあって、直行。

売り切れてたらどうしよう、と思いましたが、まだ少しありました。
こちらの鬼まんじゅう、これまで食べた中でダントツ一番おいしかった。
ほかと違って、生地がもちもちしすぎていないのです(意外にもその方が美味しいことを発見)。
甘さ加減もちょうどよく、また食べたいお味。
もう一つは、カステラ、として売っていましたが、蒸しパンのような感じ。
沖縄波照間島産の黒糖を使っていらっしゃるとのこと。
しっとり、黒糖の甘さがリッチなのに、くどくなく、こちらも美味でした。
アメリカ人の夫は、これにホイップクリームをつけたら最高、と言ってた(笑)。
分からんでもない。

写真に入っていただいたのは、福田屋5代目(掲載許可いただいてます)。
なんと、先ほど寄ったお茶屋さんの息子さんと同級生とのこと。
福田屋5代目は、元々は学校の先生だったのだけれど、辞めて今は家業を継いでいるとのこと。

色々興味深いお話をしてくださいました。
例えばこちらの落雁の型。
100年以上も前に作られたものですが、最近のものよりずっと技術が高いものなのだそう。
また、落雁の型は、細かい模様を彫らないといけないし、打ちつけたりするということもあって、硬い木を使わないといけないそう。
こちらは、桜の木を使ったもの、とのこと。


そして、こちらは、お店を始められた130年前にときの名古屋の地図だそう。
お土産にいただきました。
これからも長く続けていってほしいお店です。

飯田街道は、はっきり言うと、かなり静か。
観光客とかはいませんしね。。。
でも、そこらここらに、歴史のありそうなお店がまだあるし、新しいお店も個性的なものがあって、ゆっくり散歩をしながら、こういうお店を見つけるのが楽しい通りでした。
上の写真は、お洒落な店構えのちっちゃい花屋さん。
