カオソイというスープ麺はタイでは人気料理の一つ。
元々はタイ北部の料理だそうです。
何かというと、カレー味のスープに麺が入ったもの。
のってくるのは、エシャロット(小さい玉ねぎみたいなの)、ピクルス、香菜、ライム、カリカリに揚げた麺などが定番のようですね。
元々は、バンコクで食べられるヴィーガンカオソイを何件か色々なレストランで試してみて比較した結果をここで発表しようと思っていたのですが、ちょっとワケがあって(後で書きますね)2件行ったところで終了、となりました。
選んだ2件は、以前にも紹介したことのあるこちら。
Khun Churn と、So Vegan というお店です。
Kun Churnは、以前こちらで紹介してます。→ https://sideb.culinarytribune.com/ja/2024/07/24/
こちらのお店のメニューでは、カオソイは、”Must Try”、つまり、お勧め!、として載っています。
レビューでも、カオソイが美味しかった、と書かれていたので、楽しみでした。
ライムは器で隠れて見えませんが、一緒についてきます。
いただく時に、ぎゅっと果汁を絞ります。
見てわかるように、ミルク(たぶんココナッツミルク)が入ったカレースープの色です。
定番トッピングに加えて、ヴィーガン肉がいくつか入っていました。
そして、カリカリ麺もどっさりとトッピングされてました。
辛すぎないけどいい感じの辛さがあるスープ、麺もちょうど良い感じに茹でられていて、全体として良いカオソイでした。
伝統的にこうだから、というのは分かるのですが、麺ものに、麺のトッピング、というのが、個人的に?というのがありました。
トッピングで好きだったのはピクルス。
では、So Veganというこちらのレストランのカオソイを見てみましょう。
こちらのレストランは、この投稿で紹介してます。→ https://sideb.culinarytribune.com/ja/2024/07/22/
同じ料理なのに、一目で違いがわかりますよね。
スープの色!
こちらはココナッツミルクなどで伸ばしていなくて、ズバッとカレーの味がします。
辛そうに見えますが、実際は、辛いんだけれど、辛すぎず、良い感じの加減になってます。
大体のトッピングは似たようなものですが、こちらは、ヴィーガンのフライド”チキン”がのってきました。
カリカリ麺のトッピングはなし。
面白いことに、実はもう一度違う日に同じものを頼んだのですが、その日は、フライド”チキン”がのってきませんでした。
たぶんその日は切らしていたんだと思います(ちなみに、少し安かった)。
そして、フライド”チキン”がない代わりに、きのこが沢山入ってました。
こちらのカオソイもよく出来ていました。
スープに味わいがあるし、麺の茹で加減も問題なし。
実際夫は気に入って、すでに二度食べています。
反対に、私は、この比較プロジェクトをしている最中に気づいたのですが、カオソイはそれほど好物ではない、ということ(苦笑)。
ほかにも色々なスープ麺を食べていますが、カオソイより好きなものが沢山あって、今回もこの記事のために2件試しましたが、もうカオソイはいいや、ということで、カオソイ比較は打ち切りとなりました(苦笑)。
ただ、カオソイが好き、気になる、しかもヴィーガン版が食べたい!、という人の参考になれば、と思います。
ミルクっぽいカレー味が好み、という人は、Khun Churnがおすすめ。
ビシッと直球カレー味を楽しみたい、という人は、So Veganへ、どうぞ。
いつになるかは未定ですが、別の料理でお店比較はまたやりたいなあ、と思っています。