肥満が社会問題になるアメリカから他の国に旅するとよく分かるのですが、都市に暮らす人は肥満な人が少ないです。
やっぱり車に頼らず歩くことが圧倒的に多いので、知らず知らずのうちに体を動かすことになっているから。
バンコクももちろん皆よく歩きます。
私たちもミネソタでは車に頼る生活でしたが(セントポールという州都に住んでいたにもかかわらず車がないとムリでした)、バンコクでは特に意識をしていることもないのに、一日の終わりには余裕で一万歩以上歩いています。
私はもとより、ずっとアメリカの車社会で育った夫も、こういう歩く生活っていいよね、と言っています。
ただ、バンコク、暑い。
しかも今は雨季ということもあって、湿度が高い日が多く、外にいる時はこまめな水分補給が必要となります。
こういう気候のせいでしょうね。
タイはとにかく飲み物を提供する店がそこらかしこにあります。
今日はバンコクで私たちが見つけたヴィーガンの飲み物を提供するお店をいくつか紹介しますね。
まず一つめは、ChaTraMue(チャトラムー)。
タイ、と言ったら、タイティー。
タイティーと言ったら、チャトラムー、というぐらい定番。
そこら中にお店があります。
駅内にもあったりするので、便利。
タイティーのほかにもいくつか別の飲み物があります。
が、一番人気はやっぱりタイティーでしょうね。これです。
いわゆる甘いミルクティーですが、紅茶は強く発酵させてあり、そこに、オレンジの葉、八角、バニラなどの香料がブレンドされているらしいです。
色はしっかりとしたオレンジ色。
オーツミルクで、と頼むことによってヴィーガンになります。
甘さ加減はお店によっては変えるようにリクエストもできます。
ぷるぷるとしたタピオカも沢山入ってます。
夫と私はタイティーはシェアするのですが、一回に幾つタピオカをストローで吸えるか競争したりしてます(笑)。
いつもはタイティーを注文しますが、こちらのミルクグリーンティーも美味しかったです。
ChaTraMue (チャトラムー) – https://www.cha-thai.com/en/ (英語)
カフェ・アマゾンは、タイのスターバックスみたいなものでしょうか。
あちこちに見かけるカフェです。
お茶だけじゃなくコーヒーもあり。
ここもオーツミルクが用意されているので、頼めばこれでヴィーガンになります。
ただ、他のお店と同様、オーツミルクに変えてもらうと余分に少しお金がかかります。
ここも甘さを指定することができます。
表示はこんな感じ。
100%が普通の甘さ。
甘さ少なめにしたい時は、普通の半分の甘さの50%、甘さはほんの少しだけの25%、そして、全く甘さなしの0%、と選べます。
この制度、個人的にはすごく好き。
その時の気分によって選べるのがいいんですよね。
わたしたちは、オーツミルクで作ってもらったミルクティーを頼みました。
悪くなかったですが、チャトラムーのタイティーに比べるとコクにかけます。
そして、タピオカも入ってきません。
両方あればチャトラムーに行きますが、チェーン店で見付けやすい、というのと、オーツミルクがある、ということで、覚えておくにはいいかな、と思います。
増えてはきているものの、どこのカフェも乳製品じゃないミルク(オーツミルクやソイミルク、アーモンドミルクなど)を置いている訳ではありませんから。
Cafe Amazon(カフェ・アマゾン) – https://www.cafe-amazon.com/index.aspx?Lang=EN (英語)
こちらのお店、KAMU KAMU(カムカム)は偶然見つけて入ってみたら気に入ってしまったお店。
上の二つほどの知名度はありませんが(多分)大手のショッピングモールではよく見かけます。
とにかく何から何までキュートなイメージ。
ロゴもそうですし、店内のインテリアも。
お気に入りは(っていうか毎回こればかり頼んでます)オーツミルク入りほうじ茶。
ほうじ茶が濃厚で美味しいんです。
Kamu Kamu(カムカム) – https://www.kamutea.com/ (英語)
こちらも散歩中に偶然見つけたお店です。
So!Matcha(ソー!マッチャ)というお店。
まだこの時は喉が渇いていたわけでもなくカフェに立ち寄る予定はなかったのですが、”SHIZUOKA(静岡)”と書いてあるのを見て、これはチェックしてみなければ、と。
抹茶専門店で、ここで使う抹茶は静岡から来ているようですね。
バンコクで、静岡の抹茶がいただける、とは思ってもみませんでした。
茶道具もなんか本格的!
お抹茶、確かに美味でした。
品質が良いのがやっぱり分かるよね、と夫と共感。
お抹茶が恋しくなったら、こちらにまたお邪魔したいと思います。
スタッフさんもとても感じ良かったですし。
(このお店もオーツミルクあります。)
So! Matcha (ソー!マッチャ) – https://www.facebook.com/shizuoka.somatcha/ (英語)
最後に紹介するのは番外編ですね〜。
カフェではなく飲料自動販売機です。
沢山あるわけではありませんが、街中でちょこちょこと見かけます。
初めて見つけてから気になっていた存在。
側面にあるメニューを見ると、70種類以上の飲み物ができるみたい。
この数すごくないですか?
そして、甘さ加減もリクエストできるんですよ。
この会社のWEBサイトを見ると、”Your Robotic Barista”(あなたのバリスタロボット)と言ってますね(笑)。
定番はもとより、ちょっとユニークなものもあり。
アイスライチーアメリカーノって初めてみました。
今回この自動販売機、初挑戦してみました。
これはプラムライムソーダ。
甘さは75%でリクエストしましたが、これが甘すぎました。
ちょっとびっくり。
というのも、ほかのお店だと、100%でも甘すぎるということが一度もなかったから。
自動販売機で飲み物を作ってもらう?っていうコンセプトは面白いので、また機会があったら挑戦したいと思いますが、次回は甘さは25%ぐらいにしようと思います。
Tao Bin (タオビン) – https://www.tao-bin.com/en (英語)