アメリカではじめてバナナブレッドなるものを食べた時、えっ?となった人、私だけはないはず。
ブレッド?っていったよね。
ブレッドってパンだよね。
アメリカでバナナブレッドと呼ばれるものは、甘いんです。
日本で、バナナケーキと呼ばれるものと同じ。
アメリカのバナナブレッド、おやつとして食べるには全然悪くないんだけれど、食事にはちょっと、となります。
でもですねえ、アイデアとしては好きなんですよ。
バナナ風味のパン、朝食に食べたい、とずーっと思っていて。
今回重い腰をあげて、自分の食べたいバナナブレッドをつくってみることにしました。
もちろん卵乳製品を使わないヴィーガン。
でも今回はグルテンフリー(小麦不使用)にしてみるのも面白いかなあ、と。
で、なんだかアレルギー持ちさんにはすごく好まれそうな、卵、乳製品、小麦不使用、さらには、砂糖(あらゆる種類)甘味料不使用、というものが出来上がりました~。
焼き上がりはすっごくいい感じ。
夫も、この見た目が、”かっこいい”と言ってくれました。
アメリカのよく見かけるバナナブレッド、もう一つ言わせてもらうと、形があまり好きじゃない。
たいていは、大きな型で焼くので、のべ~っと横に長く高さがないのです。
私は、しゅっと高さのあるのを作りたくって、わざと少し小さめの型を使いました。
あまりにいい匂いがキッチン中に漂うので、しっかり冷めるまで待つ、なんてことはできません。
味見はどきどき~。
だったのですが。。。
超美味しい!
バナナだけの甘さで大丈夫なのか、食べられる代物になるのか、と不安でしたが、バナナだけの甘みで十分。
カルダモンの風味とあわさったところも最高。
食感は、外はかりっと、中はしっとり。
ケーキの軽さではなく、どっしりしてます。
米粉も入ってますが、もっちり、という食感ではないです(いかにも、米粉、という食感は避けたかったから〇)。
あまりに美味しかったので、覚書でレシピ残しました(英語ページ)。
オーツもたっぷり入って素朴感もしっかりあります。
念願の朝食にバナナブレッド。
かりっとトーストして、ヴィーガンバターで。
バナナ嫌いだったはず???の夫も美味しい、と。
(焼きたてのところを昨日一切れ、今朝はトーストして一切れ食べてました(嬉)。)